EnOcean USBゲートウェイの利用
👉candy-pi-lite-service v1.6.0
以降で対応しています
概要
EnOcean USBゲートウェイをRaspberry Piに接続すると、通常/dev/ttyUSB0
などのパスでシリアルポートが割り当てられます。このパスの番号の箇所は、OSが認識した順序で自動的に番号が割り当てられます。したがって、複数のUSB機器を接続した場合に常にEnOceanを利用したいという場合に、期待したシリアルポートのパスを利用できない場合があります。
このような事態を避けるために、candy-pi-lite-service
では、EnOceanのUSBゲートウェイが認識された時に、固定の名称/dev/enocean
を利用できるような設定を行うようにしています。
設定の有効化・無効化
本設定は自動的に有効になります。また、candy-pi-lite-service
をアンインストールすると自動的に無効になります。
この設定を行いたくない場合は、以下のいずれかの方法で無効にすることができます。
- インストールする時に
COFIGURE_ENOCEAN_PORT=0
を指定してインストールする - すでにインストールしているときは、ファイル
/etc/udev/rules.d/99-enocean-stick.rules
を削除する